虎之助の徒然記

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【クリックポスト】宛名ラベルをA6用紙に印刷する

 前回の記事で、クリックポストの宛名ラベルをA6用紙に4つまとめて印刷する方法を説明しました。しかし、考えてみると、たまにしか商品発送をしない筆者の場合、A6用紙に1件ずつ印刷できた方が嬉しいです。

 今回は、A6用紙に印刷する方法について書きたいと思います。

1. クリックポストの宛名ラベル

 前回の記事にも書いたように、クリックポストの宛名ラベルはA6サイズです。このA6サイズの宛名ラベルをA4サイズ相当のPDFに出力します。宛先が1件だけの場合、左上の1/4の領域に宛名ラベルが配置され、それ以外の3/4の部分は白地のままとなります。

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A4サイズ用紙の1/4のA6サイズで宛名を出力

2. Acrobat Readerを使って、A6用紙に印刷する

 A6サイズへの印刷は、Acrobat Readerを使えば実現できます。

 ChromeやEdge、OperaなどのブラウザでPDFファイルを開いても同様にA6印刷できると思いますが(付録参照)、Acrobat Readerの場合、プレビューやプリンタプロパティの設定が可能で使いやすくお勧めです。

  • Acrobat Reader*1で宛名ラベルのPDFファイルを開く。
  • Acrobat Readerの印刷ボタンをクリックする。
  • 「印刷」画面で、詳細を設定する。
    • プリンター:出力するプリンタ(ここでは、「HP Officejet 6500 E709n」)
    • グレースケール(白黒)で印刷:モノクロ印刷する場合にチェック
       (クリックポストの宛名ラベルはモノクロ印刷で構いません)
    • ページサイズ処理:「実際のサイズ」(あるいは、「カスタム倍率、100%」)
    • 向き:「縦」
    • ページ設定:用紙サイズとして「A6 105x148mm」を選択。
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Acrobat ReaderでA6印刷

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用紙のサイズとして、A6を選択
(対応サイズは、プリンタにより異なる)

3. HPのプリンタで印刷してみた

 筆者が持っているHPのプリンタOfficejet 6500を使って印刷してみました。A6用紙は持っていなかったので、A4用紙をA6に切断して使いました。

3.1 A6用紙を手作り

 カッターや裁断機を使って、A4用紙を切断しA6用紙を作りました。

 実際には、宛名ラベル印刷で余った紙です。貧乏性です(^^)。

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宛名ラベル印刷の余白部分をA6サイズに切断

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出来上がったA6用紙のサイズは結構バラバラ


3.2 HPプリンタで印刷。でも、トラブった!

 HPのプリンタOfficejet 6500を使って、手作りA6用紙で印刷しました。

 しかーし、印刷できず...。

 使ったHPプリンタは2010年頃に購入した古い機種で、老朽化のため以前から給紙トラブルが多かったのですが、手作りA6用紙ではさらに給紙できません。

 上手く給紙ができたと思っても、今度は白紙のままで印字されないという状態です(プリンタヘッドは動いているのですが)。

3.3 「はがき印刷」で印刷成功!

 手作りで適当なサイズだったことが原因かと思い、印刷設定にあるプリンタの「プロパティ」で「はがき印刷」に変更したところ、ようやく印刷できるようになりました*2

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プリンタのプロパティで「はがき印刷」を設定

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A6用紙に印刷できました!

4. 最後に

 クリックポストの宛名ラベルのA6用紙への印刷についてまとめました。

 結論としては、Acrobat Readerを使えば、用紙サイズなどの設定により基本的には印刷可能です。特殊なツールは必要ありません。

 また、問題が起こった場合、プリンタのプロパティを変更することで、印刷できる場合もありますので、試してみてください。

(2018/1/17)


付録A. ブラウザによるA6用紙への印刷

 Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefoxの各ブラウザでの設定についてまとめます。

 結論を先にいうと、私が使ったプリンタ・用紙では、いずれのブラウザでもまともに印刷することはできませんでした。

 ChromeやEdgeはプリンタ・用紙との相性がよければ印刷できそうです。しかし、Firefoxはズーム倍率が設定できないため、恐らくA6用紙への印刷はできないと思います。

A.1 Google Chrome

 Chrome (バージョン 63.0.3239.132, 64bit) の場合、「印刷」画面から「詳細設定」を開き、次の項目を設定します。

  • 用紙サイズ:「フチ無しA6 105x148mm」あるいは「フチ無しはがき 100x148mm」
  • 倍率:「200」
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 Chrome の場合、Acrobat Readerでは選択できる「A6 105x148mm」などの用紙サイズがありません。他の用紙サイズも大幅に少なくなっています。

 基本的には上記の方法でA6用紙に印刷できるはずですが、私の持つHPプリンタの場合、この設定では用紙エラー(サイズあるいは種類)が発生し、印刷することができませんでした(適切な用紙を使えば印刷できるのかもしれません)。

 本文でも説明したようにプリンタプロパティの「はがき印刷」機能を利用する必要があるようですが、Chromeの印刷画面ではプロパティの設定できません。

 Operaの場合もほぼ同様に印刷できるはずですが、用紙の選択肢から「フチ無しA6 105x148mm」もなくなり、印刷も成功しませんでした。プロパティの設定もできません。

A.2 Microsoft Edge

 Microsoft Edge (41.16299.15.0) では、「印刷」画面から「その他の設定」を開き、用紙サイズを「A6」に設定します。モノクロ印刷の設定はできないようです。

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 基本的には上記の方法で印刷できるはずです。私の持つHPプリンタの場合でも、1回だけ正常に印刷できました(それ以外は何回やっても印刷できず)。少なくとも1回は印刷できたので、用紙の種類やプリンタの相性が原因で印刷が不安定なのかもしれません。

 また、プリタンのプロパティ設定が可能であれば、HPプリンタの「はがき印刷」機能で印刷可能と思いますが、プロパティ設定ができませんでした。

A.3 Mozilla Firefox

 Firefox (Firefox Quantum 57.04, 32bit) の「印刷」画面からは、プリンタのプリンタプロパティが選択できます。ここで、Acrobat Readerと同様に「はがき印刷」を行いましたが、1/4サイズ(A8)となって、思ったとおりのA6サイズに印刷できませんでした。

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プリンタプロパティの設定はあるが、スケーリング(倍率)の設定がない

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A6の1/4サイズで印字された

A.4 ブラウザ印刷のまとめ

 私が使っているHPのOfficejet 6500の場合、「はがき印刷」機能を使わないと、手作りA6用紙には印刷できないようです。Chrome、Edgeでは、プリンタプロパティの設定ができないので「はがき印刷」を選択できず、Firefoxでは「はがき印刷」を設定できるがスケーリングが設定できないため、いずれのブラウザでも意図通りに印刷できませんでした。

 Acrobat Readerの場合、「はがき印刷」の設定も、スケーリング設定もできるため、A6用紙に印刷できたと言えそうです。

 但し、プリンタやOSが異なれば違う動作となる可能性がありますので、ご注意頂ければと思います(筆者の場合、プリンタはHP Officejet 6500、OSはWindows10です)。

付録B. A6サイズのラベル用紙

 A6サイズ・はがきサイズのラベルシールに、以下の商品があります。

 このうち、はがきサイズの商品の説明欄に、クリックポストの宛名ラベルの印刷する3つの方法(logiclickというフリーソフトを使う方法と、Acrobat Readerを使う方法、Internet Explorerを使う方法)についての説明がありますので、こちらも参考になるかもしれません。

関連記事

*1:Adobe Acrobat Reader DC リリースバージョン2018.009.20050。

*2:A6のサイズは105x148mm、はがきサイズは100x148mmで5mmほど幅が短いのですが、本当に、用紙サイズが原因なのかは良く分かりません。HPプリンタの「通常印刷」と「はがき印刷」では、用紙サイズ以外にも、用紙の種類、印刷品質などの設定が異なっています。また、縁取りの取扱いも違うのかもしれません。

【クリックポスト】宛名ラベルを4つまとめてA4に印刷する (Win10)

 クリックポストを利用して、フリマ出品の商品を発送することがしばしばあります。同時に複数発送する場合もあるのですが、そのようなときに役に立つ宛名ラベルのまとめ印刷について、記事にします。

1. クリックポストの宛名ラベル

1.1 日本郵便のクリックポスト

 クリックポストは、日本郵便の郵便サービスで、全国一律164円で追跡番号付きで発送できます(クリックポスト *1 )。

 ネットワーク経由での利用が前提の郵便方法で、決済はYahoo!ウォレット、宛名ラベルは自分でプリントアウトして、封筒に貼り付けます。宛名ラベルを貼り付けた郵便物はポスト投函できるので、私の場合、近くのローソン内にあるポストを利用しています。

1.2 宛名ラベルはA6サイズ

 クリックポストの宛名ラベルはA6サイズです。クリックポストでは、このA6サイズの宛名ラベルをA4サイズ相当のPDFに出力します。宛先が1件だけの場合、左上の1/4の領域に宛名ラベルが配置され、それ以外の3/4の部分は白地のままとなります。

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A4サイズ用紙の1/4のA6サイズで宛名を出力


 以下では、複数の宛名ラベルを出力する際の方法として、①クリックポストの「まとめ印字」を使う方法と、②PDFファイルを1つにまとめて印刷する方法の2つについて説明します。

2.「まとめ印字」で印刷する

 複数の宛名ラベルを印刷する必要がある場合、クリックポストの「まとめ印字」の機能を使えば、複数の宛名をA4用紙にまとめて印刷することができます。この方法が最も簡単にまとめて印刷できる方法です。

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f:id:toranosuke_blog:20180115181714j:plain:w550


3. 複数のPDFを1つのPDFにまとめて印刷する

 しかし、出品商品毎に宛先ラベルを個別のPDFファイルで管理したい場合や 「まとめ印字」で印刷しそびれた場合には、別々となったPDFファイルを使って、A4用紙に入るように印刷する必要がでてきます。

 以下では、次のような手順で、別々になったPDFファイルをA4用紙に印刷する方法について説明します。

① 複数の宛名ラベルのPDFファイルを1つのPDFファイルに結合する。
② 宛名ラベルの部分だけを切り出す。
③4ページ毎にA4サイズで印刷する(4in1印刷)。

3.1 複数のPDFファイルを結合する

 別々になった宛名ラベルのPDFファイルを1つのPDFファイルに結合します。結合したPDFのページ数は、宛先数となります。

 PDFファイルの結合ツールにはいくつかありますが、私の場合、pdf_as (v1.31, 2017/5/7版)を使っています*2

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  • 宛名ラベルPDFのファイルをドロップし、「結合」のアイコンをクリック
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  • 保存先のファイル名(例えば foo.pdf)を指定する
  • 処理中に「権限パスワード入力」のウィンドウが開く場合、何も入力せずに「OK」をクリックする (入力PDFのファイル数だけ繰り返す)
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  • 処理が完了すると、宛名ラベルを結合した新しいPDFファイル(foo.pdf)が作成される。

3.2 宛名ラベルの部分のみを切り出す

 次に用紙の1/4の左上の宛名ラベル部分のみを切り出したPDFファイルを作成します。

  • Acrobat Reader*3でPDFファイル(foo.pdf)を開く。
  • 印刷のアイコンをクリックし、詳細を設定する。
    • プリンター:「Microsoft Print to PDF」を選択*4
    • ページサイズ処理:カスタム倍率「200%」を指定
       プレビュー画像が拡大しない場合、「向き」を変更すると、画面が更新します。
    • 向き:「縦」
      f:id:toranosuke_blog:20180115203208j:plain:w500
  • 「印刷」をクリックし、保存ファイル名を指定する。
     「印刷結果を名前を付けて保存」のウィンドウが開くので、ファイル名(例えば foo2.pdf)を指定する。

3.3 4ページ毎にA4サイズで印刷する ( 4in1印刷)

   4つの宛名毎にA4サイズで印刷します。所謂、4in1印刷です。

  • Acrobat ReaderでPDFファイル(foo2.pdf)を開く。
  • 印刷のアイコンをクリックし、詳細を設定する。
    • プリンター:出力先のプリンタを設定(この例ではHP officejet 6500)
    • ページサイズ処理:「複数」を選択
        1枚当たりのページ数:「4」(あるいは、「カスタム、2×2」)
    • グレースケール(白黒)で印刷:モノクロ印刷する場合にはチェック
f:id:toranosuke_blog:20180116011430j:plain:w500


 同様にして、A3用紙に8in1で印刷すれば、同時に8つの宛名ラベルを印刷することも可能です。A3サイズに対応したコンビニのネットプリントを利用する場合などに有効です。

 また、プリンタ印刷ではなくPDFファイルに出力する場合は、「プリンター」として「Microsoft Print to PDF」を選択します。

3.4 宛名ラベルはモノクロでOK

 クリックポストは赤枠線の宛先ラベルですが、モノクロ印刷で構いません。 私の場合、いつもモノクロでラベルを印刷しています。

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宛名ラベルはモノクロ印刷でもOK

4. 最後に

 今回は、クリックポストの宛名ラベルを4つまとめて印刷する方法について説明しました。印刷代を4分の1に節約できますので、倹約家の方は一回試してみてください。

(2018/1/15)

関連記事

*1:クリックポストのサイズ・重量の制限は、34cm×25cm×3cm、1kg以内です。

 サイズが同じ定形郵便物(例えば1kgで570円)と比べると大幅に低額で、ゆうメール(規格内1kgで350円)と比べても安い料金です。また、ヤフオクでは205円で追跡サービスが受けられる「ゆうパケット(おてがる便)」や「ヤフネコ!ネコポス」がありますが、ラベル印刷の手間・コストを考慮しなければ、41円お得なサービスとなります。

 なお、ゆうパケット(おてがる便)のサイズ・重量の制限は、クリックポストとほぼ同じ。ヤフネコ!ネコポスは、重量は1kg以内で同じですが、厚さ2.5cm以内、縦横もA4サイズ以内(31.2cm×22.8cm)とクリックポストよりも厳しい制限となっています。

*2:ConcatPDFも定番のようですが、Vectorで入手できるファイル(Concat-PDF-1.2.5.zip)の日付が2012/6/30と古かったので、使っていません。

*3:Adobe Acrobat Reader DC リリースバージョン2018.009.20050。

*4:Windows10以前ではMicrosoft Print to PDFがありませんが、PrimoPDFなどの仮想プリンタで代用できます。

【自炊】アイロンを使って本を分解してみました

 自宅の本はおおよそ電子化を済ませたので、最近は裁断にも時間を割くことができるようになりました。アイロンなどを使って本を分解してから、裁断すると、綺麗に裁断できるということなので、自分でもやってみました。実際に斜め裁断などがなくなり、綺麗に裁断できるようになります。

 今回は、アイロンを使った本の分解と裁断・スキャンについてまとめました。

1. 本の糊の加熱方法

 本は、背表紙と本体を糊で接着させています。この糊は、ホットメルト接着剤と呼ばれる糊で、熱を加えると溶けて接着力がなくなります。

 本の分解のための加熱方法には、アイロンやホットプレート、電子レンジ、製本機などを用いる方法があるようです。

  • アイロン:最もスタンダードな方法です。小回りが利くので、局所的な加熱もしやすく、綺麗に分解する場合には必須アイテムです。時々、本を両手で作業したいときに、アイロンの固定が不安定になるのでちょっと困ります。
  • ホットプレート:台を固定する必要がないので、両手を使いたいときには便利かも。
  • 電子レンジ:温度調整が必要で、下手をすると火事になるので危険。
  • 製本機:製本用の加熱器を利用して、逆に本を分解します。

 密着したページを剥がしたり、綺麗に分解したいのであれば、最終的には局所的な加熱が可能で小回りが利くアイロンが必要になります。

 今回は、家にあったアイロンを使って分解してみたので、記事にまとめます。

2. アイロンを使って本を分解

2.1 今回、分解した本

 今回、分解した本は、高橋留美子の傑作選「Pの悲劇」です。内容はここでは関係ありませんが、本の装丁が普通の漫画本よりは豪華なソフトカバーの単行本で、見返し紙もあります。今回は、この見返し紙も分離してみました。

f:id:toranosuke_blog:20170706155550j:plain:w240  f:id:toranosuke_blog:20170706103620j:plain:w390 高橋留美子「Pの悲劇」(小学館)

2.2 見返し紙の分離

 見返し紙がなければ、アイロンを本の背側に当てて、糊が溶けたら、本体を外し、余計な糊をキッチンペーパーで取るという流れになります。 今回は、見返し紙があるので、まず、見返し紙を分離後、通常の分解となります。

f:id:toranosuke_blog:20170706103841j:plain:w300
表紙(厚紙)の内側に見返し紙(青色)、標題紙(黄色)が接着しています。
 表紙(厚紙)・見返し紙(青色)・標題紙(黄色)の部分は5㎜かそれ以上の深さの糊で糊でしっかり接着しています。

 

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(a) アイロンで温める。
f:id:toranosuke_blog:20170706105319j:plain:w400
(b) 見返し紙(青紙)を剥がす。
f:id:toranosuke_blog:20170706105324j:plain:w400
(c) 糊をキッチンペーパーを使って除去する。

 普通の漫画本であれば、楽に剥がせるのですが、今回、使われていた糊は比較的高温でないと溶けない糊で、なかなか剥がれず苦労しました。アイロンで熱を加えながら、無理に力を加えず、徐々に徐々に剥がしていきました。深く糊付けされていたので、一応、キッチンペーパーを使って糊を除去しました。キッチンペーパーを使う場合、キッチンペーパーに付いた糊で本体を汚してしまうことがあるので、注意が必要です(今回、標題紙の真ん中あたりに糊を付けてしまいました)。同様に小口側の見返し紙(青紙)と表紙(厚紙)の糊を溶かして、見返し紙(青紙)を本体から完全に分離します。

2.3 本体の分離

 次に、背にアイロンをかけて、糊を溶かして、表紙と本体を分離します。ここでも、今回使われていた糊は分離しにくく、徐々に分離する必要がありました。

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(d) 背にアイロンをかけて温める。
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(e) 本体と表紙を分離する。
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(f) 本体には糊が残る。
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(g) キッチンペーパーを使って糊を除去する。
私の場合、キッチンペーパーに押し付けて糊を取り除きます。今回の糊は高温でないと溶けない糊だったので、ごしごしと擦っていたいたのですが、アイロンがしっかりと固定できていないので、作業しづらい。アイロンをきっちり固定する方法を考えるか、ホットプレートを使いたいところです。
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(h) 糊を除去して、適当な量に本体を分割する。
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(i) バラバラになった裁断用の本。

2.4 裁断と確認

最後に、バラバラになった本を裁断機で裁断し、密着漏れを確認し、作業完了です。

f:id:toranosuke_blog:20170706113911j:plain:w400
(j) バラバラの単位で裁断する。
f:id:toranosuke_blog:20170706113929j:plain:w400
(k) 今回は、2-3mmの幅を切り落とす。
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(l) 密着しているページを確認する。
密着ページは、今回は、一か所のみで、指で簡単に分離。糊の密着が強ければ、アイロンを使う。
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(m) 帯で纏める。
長期保存するなら無地の紙を使った方がよいが、今回は身近にあった適当な紙を帯に使う。
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(n) 作業完了!

3. カバ―を裁断しない時のスキャン(DR-C240の場合)

 アイロンを使って丁寧に裁断しはじめると、カバーの乱雑な切断に耐えられなくなります(笑)。そのため、カバーは無裁断のままスキャンし、デジタル的に切り抜きます。

3.1 長尺モードの設定

 我が家のCanon imageFormula DR-C240では、カバーを無裁断でスキャンしようとすると、大抵の場合、原稿が長すぎてスキャンできません。これは、標準でスキャンできる原稿の長さが、DR-C240では最大で35.6cmまでに制限されているためです。但し、この最大値は設定を長尺モードに変更すれば、最大300cmまで拡大できます。

 設定方法は、マニュアルにも書いてありますが、以下の通りです。

  • imageFORMULAユーティリティを起動する。
    スタートボタン→「Canon DR-C240」→「Canon imageFORMULAユーティリティ」をクリック。
f:id:toranosuke_blog:20170706121753p:plain
  • DR-C240のプロパティを開く。
     「Canon imageFORMULAユーティリティ」で「CANON DR-C240 USB」を選択し、「プロパティ」をクリックする。
  • 長尺モードに設定する。
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3.2 表紙をデジタル的に切り抜く

 スキャンした表紙を適当なソフトで切り抜きます(例ではWin10標準の画像表示ツール)。

f:id:toranosuke_blog:20170706122853j:plain:w600
(o) 長尺モードでスキャンした表紙。
f:id:toranosuke_blog:20170706150932p:plain:w400
(p) 表紙をデジタル的に切り抜き。
f:id:toranosuke_blog:20170706150145j:plain:w300
(q) 最終的な画像


表紙(厚紙)の糊も綺麗に取れば、表紙もスキャンできるようになります。

f:id:toranosuke_blog:20170706170840j:plain:w600
(r) 表紙もスキャン。

4. まとめ

 今回の記事では、アイロンを使った本の分解と裁断・スキャンについてまとめました。今回の方法が、個人的には標準的な裁断方法になるのかなと思っています。

(2017/7/6)

関連記事

CrystalDiskMarkっぽい計測を行うコマンドfio-cdmとCrystalDiskMarkの結果を比較した

  前回の記事で HP mini のHDDからSSDへの換装について書きましたが、動かしているOSがLubuntuであったため、ベンチマークテストにfio-cdmという「CrystalDiskMarkっぽい計測を行うコマンド」を利用しました。

 計測された数値が、同じSSDの他のブログの記事の数値の数分の1と、かけ離れた値となりました。原因は、ホストマシンやOS・ベンチマークツールの違いなどいろいろな可能性があります。ホストの違いが原因ではないかと思いますが、ベンチマークツールが原因という可能性もあるので、fio-cdmとCrystalDiskMarkの結果を比較してみることにしました。

1. マシン環境

 既にHP miniは、クリアインストールしてしまったので、このマシンでCrystalDiskMarkを起動することができません。代わりに、古いマシンですが、10年前に購入した LaVieがWindows XPとLinux(debian)のdual bootが可能なマシンだったので、そのマシンを用いて比較しました。

 LaVie Gの主な仕様は、以下の通りです。

  • モデル名(型番):LaVie G タイプ C (PC-LG17FSEMM)
  • ディスク:CFD 128GB-SSD (モデル名:CFD CSSD-PNM128WJ2)に換装済
  • ディスクインタフェース:IDE
  • CPU: Pentium M @ 1.73GHz
  • メモリ:2GB
  • 関連記事:
      高解像度のQXGAも選択可能 LaVie GタイプCレビュー [ノートパソコン] All About
     現在ではロースペックマシンとなってしまいましたが、購入当時は、15インチのQXGA(2,048x1,536)の画面を持つハイスペックパソコンでした。未だにときどき使っています。

 OSとベンチマークソフトは以下の通りです。

2. 計測結果

2.1 LaVieのベンチマーク結果

 計測結果は、以下の通りです。

  • Windows XP+CrystalDiskMarkの結果
f:id:toranosuke_blog:20170608174414p:plain:w400


  • Debian+fio-cdmの結果
|      | Read(MB/s)|Write(MB/s)|
|------|-----------|-----------|
|  Seq |     79.024|     72.908|
| 512K |     74.047|     63.805|
|   4K |     10.136|     12.005|
|4KQD32|     12.648|     11.718|

 CrystalDiskMarkとfio-cdmでは、おおよそ同じ計測結果となっています。

2.2 HP miniのベンチマーク結果

 HP mini 5101(SATA2)+東芝SSD+Lubuntu+fio-cdmの結果は、以下の通りです。

|      | Read(MB/s)|Write(MB/s)|
|------|-----------|-----------|
|  Seq |    126.937|    104.875|
| 512K |    117.729|    101.931|
|   4K |     10.957|     20.547|
|4KQD32|     43.703|     34.865|

 LaVieよりは高速でしたが、やはりあまり高速とは言えません。SATAインタフェースが古い、あるいは、CPU性能が低いことが性能がでていない原因でしょうか。

 ブログに乗っていたHP Miniに入れた東芝SSDと同一と思われるSSDのベンチマーク結果は、以下の通り。圧倒的に高速です。

f:id:toranosuke_blog:20170608183425p:plain:w400
引用元:128GBでも書き込みが速い CFD版の東芝HG6 - CFD TOSHIBA製SSD採用 128GB CSSD-S6T128NHG6Qのレビュー | ジグソー | レビューメディア

3. まとめ

 今回の結果からすれば、HP Miniの場合でも、fio-cdmが原因で計測結果が遅くなっているということではなく、マシンスペックが低いことが原因でSSDのベンチマーク結果が悪くなっていそうです。

 また、fio-cdmは、おおよそCrystalDiskMarkと同じように使えそうです。

(2017/6/8)

関連記事

HP Mini 5101をSSD換装して、Lubuntuを導入した

4月にWindows Vistaのサポートが終了しました。

これを機に、VistaマシンのHP Mini 5101をLubuntuに移行することにしました。クリアインストールするので、HDDもSSDに換装しました。

f:id:toranosuke_blog:20170607175827j:plain:w600
10.1型の小型ノートPC HP Mini 5101 (HPの製品情報 )。
CPUはAtom N280(2コア@1.66GHz)、メモリは2GB、HDD160GB。


1. SSDの換装

 どこから外していけば分解できるか、良く分からず。調べてみると、5101の1つ後のモデルの5102を換装した方がいらっしゃいましたので、参考にさせて頂きました。

HP Mini 5102を分解、そしてHDDからSSDに換装。|想いは地平線の彼方に

 キーボードの下に2.5インチのハードディスクが配置されているので、キーボードを外してから、交換することになります。

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バッテリーを外して、その裏に隠れているキーボード固定用のネジを3本外します。
 
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キーボードを固定しているツメを上手く外す(両側やっておいた方がよいかも)。
 
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前後の3個ずつ、計6個のツメで固定されたキーボードをうまく外す。

 ここが、最難関。写真中央のツメがなかなか外れず、無理にやるとキーボードが壊れそうです。(ドライバを使うと壊れそうなので、あまりお勧めしませんが、結局ドライバを使って外しました。写真は撮影用に上下にドライバで広げていますが、実際には、前後に隙間ができるようにして外しました。コツを掴めば、ドライバなしでできそうなのですが…。)

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やっと外れた!
 
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このツメでキーボードを固定してあった。
 
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キーボードを裏返すと、下にハードディスクが現れてきます。

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ディスクケースの3本のネジを外して、説明図に従ってケースを取り出す。

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取り出したハードディスク

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ハードディスクをSSDに入れ替えて、元に戻して、換装終了。

2. Lubuntuのインストール

ubuntuサーバ+LXDEでインストールしようかと思ったのですが、日本語関連でトラブりそうだったので、はじめからLubuntuでインストールしてみました。

2.1 Lubuntuイメージのダウンロード

Lubuntuのインストールは初めてだったので、そもそもどこからダウンロードするのがよいのか良く分からず。とりあえず、http://lubuntu.me経由でダウンロードしました(最終的には、ubuntu.comからのダウンロードです)。

http://lubuntu.me/downloads/

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Latest version(17.04のこと)で4つの選択肢があります。alternateは、メモリ700MB以下などの貧弱なマシンでもインストールできるイメージのようです。

HP miniのAtom N280は32ビットなので、"Desktop 32-bit"をダウンロードして、usbメモリに焼き付けました。

> dd if=lubuntu-17.04-desktop-i386.iso of=/dev/sdX
(sdXはUSBメモリに対応するデバイス名)

2.2 インストール

 インストールは、ubuntuのインストールと同様にGUIベースのインストラクションに従ってインストールすれば良いです。

 但し、私がインストールした時には、次の2箇所で躓きました。

  • 無線LANへ接続できず、有線LANからインストールした。
  • ディスクのパーティションを分けるところでエラー発生。
     エラーメッセージがでてくるので、SSDの故障かとちょっと焦りました。前に使ったことがあるSSDだったので、念のため改めてディスクをクリアしたら、うまく動くようになりました。ディスクの再消去は、BIOSの機能で行いました。
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ここで、「インストール」すると、次のステップでエラーがでる。

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起動時にF10を叩くとBIOSのメニューがでてくる。


ついでに、caps lock キーをctrlキーとして動作するように/etc/default/keyboardを修正。

XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

3. ディスクのベンチマーク

Linux上でCrystalDiskMarkのようなベンチマークテストがないか調べたところ、fioというコマンドを用いると速度計測ができるようです。いろいろオプションが面倒なので、CrystalDiskMarkっぽい計測を行うコマンドfio-cdmを作った方がいらっしゃいましたので、それを使ってディスクの速度計測しました。

fioでCrystalDiskMarkっぽい計測を行うコマンドを作った - ぶていのログでぶログ

ダウンロードは、https://github.com/buty4649/fio-cdm

> sudo apt-get install fio gawk 
> fio-cdm /mnt/mydisk

fio-cdmで用いているgensub()というawkの関数がgawkでないと動作しないようなので、gawkを追加でインストールしています。

結果は、以下の通りでした。

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SSDは東芝のQ Series Pro の128GB (筐体に書いてあるモデル名はメモし忘れました。hdparmで調べたモデル名は"TOSHIBA THNSNJ128GCST")。

同じモデルと思われるSSDのCrystalDiskMarkの結果と比較すると、随分と遅いです。本体が古いせいでしょうかね?

128GBでも書き込みが速い CFD版の東芝HG6 - CFD TOSHIBA製SSD採用 128GB CSSD-S6T128NHG6Qのレビュー | ジグソー | レビューメディア

4. 実際に使ってみる

 まだ、ほとんど使っていませんが、本体の性能を考えれば、十分にサクサクと動作していると思います。メインで使うわけではないので、とりあえずこれで十分です。

 本体の消費電力は、特になにもしない状態で約10W。もう少し消費電力が低ければ、Linuxサーバとして運用してもよいのですが、微妙なところです。

(2017/6/8)

関連記事

Amazonダッシュボタンと定期おトク便で紙パンツを発注。でも、微妙な使い勝手。

 Amazonのダッシュ・ボタンの宣伝は知っていたのですが、わざわざダッシュ・ボタンで買いたいものはないなぁとこれまで思っていました。しかし、よくよく見てみると紙パンツがあったので、試しに使ってみました。調べていたら、定期おトク便の割引も大きいので、ダッシュ・ボタンと合わせて発注の設定をしました。

 結論からいうと、定期おトク便のまとめ割引をベースに、ダッシュは稀に使うという使い方となりそうです。それぞれのサービスの対象商品も少なく、ドラッグストアやスーパーと価格比較して安いものを探したり、定期便の割引に必要な商品数を3点までにするのに、少々苦労しました。

1. Amazonのダッシュ・ボタンと定期おトク便

1.1 Amazonダッシュ・ボタン

Amazon Dash Buttonのページ


 Amazonダッシュ・ボタンは、物理的なスイッチ(ダッシュ・ボタン)を押すことで、予め登録しておいた商品を自動的に発注できるというものです。消耗品を使うところのそば(例えば、洗剤なら洗濯機)に、ボタンを置くことで、「無くなったら直ぐに注文する」という使い方を想定しているようです。

こんな使い方を想定。引用:Amazon Dash Buttonのページ


 このサービスは、定期おトク便やパントリーのような特別な割引は適用されません。現在のところ、取扱商品も非常に少ないです。

 また、ダッシュ・ボタンの利用には、少なくとも以下の条件を満たすことが必要です。

  • Amazonプライム会員であること
  • wifi環境があること。
  • Amazonショッピングアプリをインストールしたスマホ等を持っていること。
     ダッシュ・ボタンの設定に必要(付録Aに設定方法をまとめました)。

 また、ダッシュ・ボタンに向いていそうな商品を付録Bにまとめました。

1.2 Amazon定期おトク便

 Amazon定期おトク便は、定期的に商品を届けるサービスで、割引や送料無料などの特典などがあります (割引の詳細はこちら)。

1か月から6か月ごとのうち、ご指定いただいた頻度で商品を自動的にお届けします。

● 毎回最大10%の割引価格が適用となります。
● Amazon定期おトク便の毎回の配送料は無料です(代引手数料、取扱手数料を除く)。
● お支払いはまとめてではなく、商品の発送ごとの料金をお支払いいただきます。
● キャンセルはいつでも可能です。
引用:Amazon定期おトク便(Amazon.co.jp)

Amazon定期おトク便のページ


 さらに、3点以上購入することで、プライム会員なら割引が最大15%となります。個人的には、この割引率に魅力を感じています。

 いろいろ割引をさせたり、早く届くようにする技があるようですが、個人的には必要なものを定期的に購入するというスタンダードな使い方をするつもりです。

Amazon定期おトク便が改悪?おまとめ割引がスタートしたので利用してみた。 - 家計とお買いモノと。

1.3 Amazonプライム

1.3.1 プライム会員の特典

 ダッシュ・ボタンはプライム会員限定サービス、定期おトク便はプライム会員だと割引率が高くなっています。プライムの特典は、お急ぎ便などの配送特典の他にAmazonプライムのビデオ、ミュージック、ラジオ、フォト、Kindleオーナーライブラリなどの特典があります(会員特典のまとめは、こちら)。個人的には、Amazonプライム・ビデオだけでも、年会費3,900円(月当たり325円)なので、十分、元を取っています。



(a) Amazon Dash Button


(b) Amazon定期おトク便


(c) Amazonパントリー


(d) Prime Now


(e) Amazon Prime Video


(f) Amazon Prime Music


(g) Amazon Prime Photo


(h) Kindle Owner Library

Amazonプライムの会員特典の例

1.3.2 Amazonのゴールドカード

 Amazonのゴールドカードは、いろいろ条件を満たすと、年会費が4,320円になります(年会費の割引条件は、こちら)。ゴールドカードには、プライム特典がついているので、4,320円でゴールドカードとAmazon プライムが維持できます


Amazon MasterCardのページ


 私の場合、それまで持っていたゴールドカードをAmazonのゴールドカードに変更しました。なお、実際のカードの運営会社は、三井住友カード(株)です。

2. 紙パンツの価格比較

 さて、ダッシュ・ボタン、定期便で実際に購入するのは、母の尿漏れ用の紙パンツです。

 いつも買っているのは、近所のスーパーで売っている花王の「リリーフ 安心うす型 M~L 18枚」です。このスーパーで、サイズ・タイプが合うのは、この商品しかないので、選択肢は一つです。

 ダッシュ・ボタンで取り扱っている同様な紙パンツは、ユニ・チャームの「ライフリー うす型軽快パンツMサイズ2回吸収」の22枚×4パック、32枚です。

 1枚当たりの単価比較をしてみました。Amazonの場合、通常価格(Dash Buttonはこれ)以外に、定期おトク便、パントリーの対象であれば、割引が適用されますので、それらも含めて比較します。結果は、以下の通りですが、どれを買っても、近所のスーパーの1枚当たり84.6円よりは安いです。

製品 参考価格 通常価格
定期便
10%割引
定期便
15%割引
パントリー
リリーフ 18枚 1,400(77.8) 1,327(73.7) - - 1,168(64.9)
1,168+290(81.0)*
     44枚 3,065(69.7) 2,672(60.7) 2,405(54.6) 2,271(51.6) -
     44枚×2 6,130(69.7) 6,130(69.6) 5,517(62.7) 5,210(59.2) -
     72枚 5,599(77.7) 5,426(75.3) - - -
ライフリー22枚 2,452(111.4)1,548(70.3) - - 1,473(67.0)
     22枚×4 8,140(92.5) 5,611(63.7) 5,049(57.4) 4,769(54.2) -
     32枚 - 2,260(70.6) - - -

赤字は最安値、青字はダッシュ・ボタンで注文できる商品。
*:送料290円込

 値段を調べてみると、定期おトク便が割引があって結構安いので、今回初めて定期便も使うことにしました。まとめ割引で15%割引となるように他の商品と合わせて、定期便を設定しました。他の商品もいつも使っている近所のスーパーよりは安かったです。

 とりあえず、定期便は、最安値のリリーフ44枚、ダッシュボタンは、ライフリーの32枚で設定しました。定期便は来月から、ダッシュボタンは、早速、購入してみました。

  • 定期便:リリーフ44枚(2,271円, 51.6円/枚) + 他2点
  • ダッシュボタン:ライフリー32枚(2,260円, 70.6円/枚)

 母がライフリーで特に問題なければ、リリーフの44枚を定期便で毎月購入、足りなくなったらライフリー32枚をダッシュボタンで購入するというように、今のところ考えています。

 ダッシュ・ボタンを使わなくても、定期便で多めに注文しておいて、余ったら、次の月は注文量を減らすという発注方法でもいいような気がしますが、どっちが便利でしょうかね?

3. 最後に

 定期便は月の消費にぴったり合うということはないので、使いにくいですね。まとめ割引のために他に必要な商品3つを探すのにも少々苦労しました。

 ダッシュ・ボタンで割引があれば、定期便とダッシュボタンを二つ組合せる必要はなく、足りなくなったらダッシュという方が便利です(利益率が低くなるので、ビジネスモデル的に無理?)。

 ダッシュ・ボタンについは、物理デバイスが本当に必要か疑問です。誰でも使える場所に置くと、意図せぬ発注がされそうです。また、管理できる場所に置くとしても、どこに置いたか分からなくなります。IoT(Internet of Things)の実現例の一つと言えると思いますが、企画倒れのような気がします…。

 物理デバイスではなく、スマホのAmazonアプリにダッシュ・ボタンメニューやダッシュ・ボタン・アプリのように定期購入する商品へのショートカットボタンがあれば、十分ではないでしょうか。ダッシュ・ボタンを仮想化するということです。こちらの方が個人的には便利です(物理ボタンは直ぐに無くすので)。

 米Amazon.comでは、今年の1月から、Amazonアプリの中にダッシュ・ボタン機能を追加しました。そのうち、日本版アプリにもダッシュ・ボタン機能が追加されるでしょう。


米アマゾンのYour Dash Buttonsのページ

(2017/2/12)

追記1:店舗での価格比較のために「スマホで底値をメモ Kakac(カカック)」をインストールしました。便利です。但し、広告削除(120円)や写真撮影(240円)、カテゴリー制限なし(240円)、全ての機能追加(360円)の課金があります。広告がかなりウザいので、結局、全ての機能の解放(広告なし・撮影あり・カテゴリー制限なし)で360円を支払って使っています(バグがあるようで、少し挙動不審なところがあります)。

スマホで底値をメモ  Kakac(カカック)

スマホで底値をメモ Kakac(カカック)

  • YOSUKE NAKAYAMA
  • ファイナンス
  • 無料

追記2:その後、定期的に必要な商品を洗い出したら、5点まで増えました。3点だと、発注調整で商品を減らすと、おトク定期便のまとめ割引が効かなくなってしまいますが、5点あると、調整が楽になります。配送は最長1カ月待ちになりますが、1回買いもできそうです。

追記3: 定期おトク便には、iPhone用の充電ケーブルとか、HDMIケーブルなどという定期的に必要な商品なのか?という商品も混ざっていたりします。わざわざ定期便から探すことはないと思いますが、定期便対象だったら、ラッキー!?

追記4:定期便の受取日は、第1土曜日の午前というように、曜日・時間指定できると便利です。改善して欲しい点ですね。(発送側としては、土日に発送が集中して困るのかもしれないけど)。

付録A. ダッシュ・ボタンの設定

  • ダッシュ・ボタン到着
     ライフリーのダッシュ・ボタンを発注すると、日本郵便のゆうパケットで到着。梱包サイズは、タバコの箱をちょっとだけ大きくした程度。
    f:id:toranosuke_blog:20170211235450j:plain:w300 f:id:toranosuke_blog:20170211235644j:plain:w300

  • マニュアルに従って設定
    f:id:toranosuke_blog:20170212000009j:plain:w300

  • Amazonショッピングアプリを開く
    iOS

    Amazon ショッピングアプリ

    Amazon ショッピングアプリ

    • AMZN Mobile LLC
    • ショッピング
    • 無料

    Android

  • 「アカウントサービス」→「新しい端末をセットアップ」…→ (Dash端末を設定)

f:id:toranosuke_blog:20170212002924p:plain:w200 f:id:toranosuke_blog:20170212003201p:plain:w200 f:id:toranosuke_blog:20170212003647p:plain:w200

f:id:toranosuke_blog:20170212003743p:plain:w200 f:id:toranosuke_blog:20170212004148p:plain:w200 …→(指示に従いセットアップ完了)

  • 「重複注文を許可」していないか確認する(初期設定は、不許可) f:id:toranosuke_blog:20170212005623p:plain:w200 f:id:toranosuke_blog:20170212005759p:plain:w200 f:id:toranosuke_blog:20170212010128p:plain:w200

  • ボタンを押して、発注。
    ボタンの緑LEDが光って、発注が確認できます。2回押すと、重複発注になって、2度目の注文は受け付けません。
    f:id:toranosuke_blog:20170212010707j:plain:w300f:id:toranosuke_blog:20170212012020p:plain:w300
    最初の注文なので、ダッシュ・ボタン500円が割引され、2,260円-500円=1,760円の代金となっている。

付録B. ダッシュ・ボタンに向いていそうな商品

 ダッシュ・ボタンに向いている商品は、以下のようなものでしょうか。

  • 重い・かさ張る
  • 日常的に使う
  • 他店舗に比べて価格が同等以下

 もともと通販と相性がよく、定期的に消費する消費財が、ダッシュボタンに向いている商品ではないかと思います。

 ざっと商品を見てみると、それほど、頻繁に使う訳でも、かさ張るわけでもないような商品も多いです。

 キャットフードなどは、味違いのものを複数購入することが多いので、いくつかの商品をまとめて発注できるダッシュ・ボタンがあると便利かな?アプリ版のダッシュ・ボタンをリリースする際には、改善してもらいたい点です(それと、対象商品の大幅拡大)。

B.1 おむつ・ティッシュなど

 かさ張る商品の典型例。重くはないけど、かさ張るので、持ち運びが面倒。

B.1.1 ライフリー

筆者がダッシュ・ボタンで発注した商品。

B.1.2 ムーニー

B.1.3 エリエール

 低額商品なので、本当にダッシュしてよいのかしらん?かなり気が引ける。

B.2 飲料

 水は便利かも。ビールがないのは、残念。

B.2.1 サントリー天然水

B.2.2 エビアン

B.2.3 伊藤園 カテキン緑茶

B.2.4 サントリー オールフリー

B.2.5 キリン パーフェクトフリー

B.3 食品・キャットフード

 違う味のものがいくつかあるので、できれば一緒にまとめ買いしたいです。

B.3.1 フルグラ

 3つ一緒に発注したいですが、ダッシュ・ボタンでは設定できそうにありませんでした。

B.3.2 ピュリナ ワン

B.3.3 シーバ

Win10で激安ワンセグチューナZOX DS-DT308が動いた!

 4K環境を構築しましたが、購入した4Kテレビがピクチャ・イン・ピクチャ(Picture In Picture, PinP, PiP)に対応していなかったので、いろいろ調べて、激安ワンセグチューナーZOX DS-DT308SVを購入しました(前回記事)。ダメ元で購入したのですが、意外と使えます。

1. ゾックスDS-DT308SV

 USBテレビチューナとしてソックスDS-DT308SVをAmazonから725円で購入しました。

 姉妹品として、DS-DT305WH(DS-DT308の旧モデル)、DS-DT310BK(FMラジオも可)もありましたが(型番のWH,BK,SVなどは本体色)、FMラジオ不要なのでDS-DT308SVを購入しました。いずれも、サポートしているOSは、Windows7までですが、一応、Windows10 (64bit)でも動作報告がありました(動作しないとの報告もあり)。まあ、安い機種なので、動けば儲け物程度の気持ちで購入しました。

2. 梱包物

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本体とアンテナ、F型端子接続用のケーブル、CD-ROM他が入っている。

3. 設置とインストール

3.1 設置

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アンテナは伸ばすと、約22㎝。ネジの締付が非常に固いので、少し緩めた方がよい。

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dynabook AZ77に接続。本体のアンテナ端子は華奢なので、丁寧に取り扱う。

3.2 インストール

 CD-ROMは使わず、ZOXの公式ページあるソフトウェア(chusei_pvr8_32_01.exe)を使ってインストールしました。

 zipファイルを展開すると、Setup.exeがあります。インストールするのは、視聴用ソフトウェア「CHUSEI PVR」とドライバ「Driver for 1 SEG Tuner」ですが、このSetup.exeで両方ともインストールできます。

 ショートカットが正常にリンクされないなどとの報告があったので、基本的に全てデフォールトのままインストール。入力したのは、「ユーザー名」「会社名」「シリアル番号」の3つだけです。シリアル番号は、CD-ROMに添付してあるものを使います。

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(a) インストールするソフトの選択。
デフォールトのままでOK。

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(b) 視聴ソフト「CHUSEI PVR」のインストール。
入力項目は、「ユーザ名」、「会社名」、「シリアル番号」

f:id:toranosuke_blog:20170203183856p:plain:w300f:id:toranosuke_blog:20170203183906p:plain:w300f:id:toranosuke_blog:20170203183915p:plain:w300f:id:toranosuke_blog:20170203183932p:plain:w300f:id:toranosuke_blog:20170203183941p:plain:w300f:id:toranosuke_blog:20170203183923p:plain:w300 
(c) ドライバのインストール。
デフォールトのままでOK。

f:id:toranosuke_blog:20170203190342p:plain:w300
(d) コンピュータの再起動。

4. 動作確認

4.1 初期状態で動作を確認

f:id:toranosuke_blog:20170203190957p:plain:w100
(a) ショートカットをクリックする。
f:id:toranosuke_blog:20170203191149p:plain:w300 f:id:toranosuke_blog:20170203193019p:plain:w300
(b) 地域を設定して、周波数スキャンの完了まで暫く待つ。
フジテレビが受信できず。

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(c) だいたいは問題なく映るが、ときどき受信できないときがある。

f:id:toranosuke_blog:20170203193414p:plain:w600
(d) 43型4Kテレビ・初期設定(400x225)で、iPhone5sより少し大きい画面サイズ。
画面サイズは可変。今は、640x360で視聴(7インチタブレットとほぼ同じサイズ)。


 画質はそれなり、音質は普通。

その他、気が付いた点は、以下の通り。

  • チャンネル切替は、8~10秒。
  • テレビ画面を常時前面に出すこともできます。
  • マウスのホイールで音量調整、数字入力でチャンネル変更可。
    • サブ画面なしで、基本的な操作ができます。
  • 番組表は、視聴しているチャンネルの番組表のみの表示。
    • 放送中の番組表がないので、チャンネルを選びが不便です。
    • 数時間先までしか表示されないのは、ワンセグの仕様のようです(Wikipedia)。
  • CPU負荷は2~3%程度(Core i7 4720HQ@dynabook AZ77)。
  • 録画やタイムシフト機能は使う予定はないので、動作確認はしていません。

後は、耐久性ですが、しばらく使ってみないと良く分かりませんね。

4.2 室内アンテナと接続

 予想通り、ロッドアンテナでは受信が安定せず、実用レベルではありませんでしたので、F型変換ケーブル経由で室内アンテナを接続しました。受信状況も改善し、いまのところ安定してテレビ視聴ができています。

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(a) 1byoneの室内アンテナを接続。

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(b) チャンネルスキャンをやり直す。
新しく、TVK、フジテレビと周波数帯が違うNHK携帯G.東京と、NHK携帯2が受信可能となった。

5. 最後に

 激安テレビチューナーで使えるか不安でしたが、特に問題なく動作しています。ピクチャ・イン・ピクチャでテレビを見る用途には十分満足できる製品でした。

(2017/2/3)

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