私のパソコンは、通常24時間運転ですが、久しぶりにパソコンを再起動しました。
再起動するたびに不具合が起こるので正直再起動はしたくなかったのですが、今回もまた不具合が発生しました。
今度の不具合は、Google ドライブの動作不良です。対応をまとめました。
1. 不具合の症状
パソコンの再起動後、Googleドライブ(Google Backup and Sync)のポップアップのエラーメッセージが開いていました。
エラー番号は、EF31B9F9
Googleドライブが正常に起動していないようなので、メッセージにあるようにアカウントの接続を解除してから、起動しましたが、何度も繰り返しても、上手く動きません。
なお、一応、パソコン側のGoogleドライブのデータはバックアップを取ってから作業しました。同期もののソフトは、どちらが優先されるか、動作が良く分からず、怖いんですよね....。
2. 原因はカスペルスキーだった
グーグル検索してみると、どうもカスペルスキーセキュリティの最近のアップデートが原因のようです。
Kaspersky Free が Google Backup and Sync を殺す - akiphumi
基本的には、この記事と同様に対処すればよいです。
但し、私が使っていたのは、「Kaspersky Free」ではなく、NURO光+so-netのサービスに付帯のカスペルスキーインタネットセキュリティだったので、インタフェースが違い、設定に手こずりました。
3. 設定方法
やればよいことは、Googleドライブ(Google Drive / Google Backup and Sync)をカスペルスキーの例外プログラムとして登録することです。手順は次の通りです。
STEP1. メイン画面から左下の設定アイコン(歯車)をクリック
STEP2. 「詳細」の「検知する脅威と除外リスト」を選択
STEP3. 「脅威と除外リストの設定」から「信頼するアプリケーションの指定」をクリック
STEP4. 「信頼するアプリケーション」からGoogleドライブ(バックアップと同期)を追加
「追加」からアプリケーションを追加
「参照」からGoogleドライブ(googledrivesync.exe)を選択
「暗号化されたネットワークトラフィックをスキャンしない」にチェック
あとは、Googleドライブを起動すれば、Googleドライブ(バックアップと同期)が正常動作するようになります。
4. 最後に
24時間運用しているパソコンを久方ぶりに再起動すると、何かトラブルに見舞われます。
今回は、カスペルスキーが原因のGoogleドライブの不具合でした。
こんなことに、半日つぶしてしまった。あー、面倒くさい。
(2018/3/12)