虎之助の徒然記

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

虎之助の徒然記

虎之助の徒然日記

5万円以下で買える4K出力対応パソコン(2017年1月版)

ガジェット・IT (4K環境)

 低価格なパソコンでも4K出力に対応するものが多くなってきました。

 1年ほど前に探したときには、低価格帯の4Kパソコンはほとんど無かったのですが、CPUがCherry trailや Apollo Lakeの世代に変わり、安価なCPUでも4K対応となったことが大きいようです。 4K(3840×2160)の解像度があると、フルHD(1920x1080)の4画面分あるので、非常に快適です。もうHDには戻れません。

 それに応じてディスプレイサイズも大きいものが必要になりますが、40インチ前後の4Kモニタ・4Kテレビも5万円台から購入できるようになりました。

 今回は、5万円以下で購入できる4K出力対応のパソコンと、低価格な4Kモニタ・4Kテレビについてまとめました。

1. CPU

 5万円以下で購入できる4Kパソコンで使われていたCPUを表1にまとめます。世代交代は進んでいますが、CPUベンチマークを見ると新しいCPUだからと言って極端に性能が向上しているというわけでもなさそうです。但し、コア数には注意が必要ですね。Apollo Lake世代のCeleron N3350(2コア)のベンチマークの値は、1202とかなり低めの数字です。

 気になるCPUの性能比較には、以下のサイトが便利です。

f:id:toranosuke_blog:20170124140303p:plain 用途のDはデスクトップ向け、Nはノート・モバイル向け、Tはタブレット向けです。
表1. 低価格の4K出力対応PCで使われていたCPU。

2. 5万円以下で買える4Kパソコン

 メモリ4G以上、価格5万円以下の条件で主に価格コムとアマゾンから探しました。また、同一ベンダで複数モデルがある場合には、個人的に欲しいものをピックアップしています。

 なお、DELL、ASUS、マウスコンピュータ、ドスパラなどは、スペック的には4Kの外部出力が可能と思われるパソコンもありますが、仕様に記述されていない(見つからない)ので、大部分はリストアップできませんでした。また、国内の大手ベンダは、東芝を除くと、4K出力以前に、そもそも4GBメモリ以上搭載の低価格PCがありませんでした。

2.1 スティックPC

f:id:toranosuke_blog:20170125132301p:plain


 スティックPCより、ミニパソコンの方に魅力を感じますが、スティックPCを選ぶとするならば、ドスパラのDiginnos DG-STK4Sでしょうか。Cherry Trail世代のAtom x5-Z8500でCPUベンチマークの数字も、1698とそこそこ良いです。ドッキングステーションを付ければ、有線LANやUSBポートも増えて、ちょっとしたミニパソコンになります。

2.2 ミニパソコン

f:id:toranosuke_blog:20170125132554p:plain


 1年前は4K出力できるミニパソコンも少なく、中華製ミニパソコンVOYO V3が飛びぬけたスペックの格安パソコンだったので、ついつい手がでてしまいました。

VOYO V3、中華製4Kミニパソコンが凄い! (X7-Z8700, 4GB, 128GB-SSD, 4K出力可能) - 虎之助の徒然記

 現在は、この後継機の位置づけでしょうか、VOYO V1 VMac miniPCという機種が200ドル前後の価格で販売されています。Apollo Lake世代のCeleron N3450あるいはPentium N4200を搭載しています。前の機種で問題があった発熱対策のためファンを加えるとともに、有線LANも付きました。メモリも8GBまで増設可能、2.5インチのHDD/SSDも搭載できるようです。1年前と違うのは、競合相手がいることでしょうか。

 信頼性とスペック・ブランドで言えば、HPのProDesk400G2が魅力的です。但し、5万円弱なので、個人的には位置づけが微妙です。いろいろアップグレードして、本格マシンにすると、結構なお値段となります。お遊び端末としては、高すぎるので、やはりVOYOを買ってしまいそうです(笑)。

 国内購入できる安めのパソコンだと、販売開始されたばかりのECS LIVA Zシリーズですね。最新のApollo Lake世代のCeleron N3350やPentium N4200を使っています。M.2の拡張スロットもあるので、SSDを増設すると快適になると思います。

2.3 ベアボーン

f:id:toranosuke_blog:20170126025020p:plain


 ベアボーンは、基本的にOSなしなので、Windowsのライセンスが余っているか、Linuxを使わないと基本的に割高になります。個人的にはLinuxサーバ機として、安いのが欲しいと思っています。サーバ機に4K出力は要らないだろ、と言うツッコミが入りそうですが(笑)、4Kでなくても大して価格は変わらないので、デスクトップとしても使えれば、儲け物。ASRockのCeleron N3150、4GBメモリ、128GBのSSD搭載機が非常に魅力的。衝動買いしてしまいそうです。

2.4 ノートパソコン

f:id:toranosuke_blog:20170126010750p:plain


 ノートPCは、ちょっと大きめなミニパソコンとして使うということもできます(私のdynabookが現在その状態に近いです)。

 4K出力は東芝のお株と思っていたのですが、Lenovo、ASUSも出していました。スペック的にはLenovoのThinkPad(Core i3-4000Mモデル)か、ASUSのVivoBookで、同じぐらいなら発売時期が新しいASUSでしょうか。また、安さを追求するなら、LenovoのV310となりそうです。

2.5 デスクトップ

f:id:toranosuke_blog:20170125132915p:plain


 Lenovoか、HPの2択。スペック的には、LenovoのS510ですが、個人的には、HPを良く買うので、買うとしたら、HPのProDesk 400を購入すると思います。もっとも、デスクトップは、場所を取るので、当面購入する予定はありません。

2.6 最新価格

  • Amazonインスタントストアの機能で、アマゾンの最新価格をまとめました(こちら)。
  • デスクトップ・ミニパソコンについては、価格コムから検索できます(こちら)

3. 4Kディスプレイ・4Kテレビ

3.1 画面サイズとフレームレートについての注意点

画面サイズ

 4Kとなると、ディスプレイも大きめのものが必要となります。私の場合、43インチの4Kテレビを使っていますが、ちょうどよい文字サイズとなっています。ディスプレイと顔の間の距離が60cm~80cmで使っていますが、この距離だと、画面サイズは最大でも50インチぐらいが限界ではないかと思います(視野に入りきらない、画面を斜めに見るなどの問題あり)。距離をとることができれば、画面サイズが大きくても構わないと思いますが、机も距離に応じて大きくしなければならないので、大きいから良いというものでもありません。要注意。小さい方のモニターサイズに関しては、目の良し悪しに依りますが、少なくとも30インチぐらいは必要ではないかと思います(私には文字が小さくなり過ぎます)。

フレームレート

 また、60Hzで描画したい場合には、ポートに気を付ける必要があります。フレームレート60Hzには、HDMI 2.0か、DisplayPort1.2以上が必要です。現在、4Kモニタ、4Kテレビ共にほとんどの機種がフレームレート60Hzへ対応していますが、テレビの場合は、DisplayPortを備えない機種がほとんどです(モニタでもテレビでも、HDMI2.0には対応)。60Hz出力可能なパソコンは、DisplayPort/HDMI2.0のどちらか(あるいは両方)で対応していますので、出力端子については確認しておいた方がよいです。

 なお、DisplayPortから、4K出力できるHDMIに対応する変換アダプタは数多くありますが、HDMI2.0となると種類は限られます。

3.2 4Kモニタ

 価格コムで35インチ~50インチで調べても、10万円以下の格安モニタは、次の3機種しか見つかりませんでしたが、それでも、1年前は、Philipsしか選択肢がありませんでしたので、増えてはいます。

f:id:toranosuke_blog:20170125161710p:plain
4Kモニタの価格(2017/1/25現在, 最新価格は、価格コムAmazon)


ベンダ モデル名 サイズ価格コム アマゾン 公式ページ
DMM.makeDME-4K50D 50型
IO-DATA LCD-M4K401XVB 40型
Philips BDM4350UC/11 43型

3.3 4Kテレビ

 テレビも見たいということであれば、4Kテレビになります。こちらも、安い機種が増えてきました。昨年4月に価格コム最安値でLGの43型テレビをAmazonから79,800円で購入しましたが、1年経たないうちに、最安値が2万円ほど低くなりました。

 37型から46型の2016年モデルで、各メーカの最安値品を選んでみました。

f:id:toranosuke_blog:20170125173908p:plain 4Kテレビの価格(2017/1/25現在, 最新価格は、価格コムAmazon)


ベンダ モデル名 サイズ価格コム アマゾン 公式ページ
ハイセンス HJ43K300U 43型
LG 43UH6100 43型 -
LG 43UH6500 43型
パナソニックVIERA TH-40DX600 40型
東芝 REGZA 40M500X(K) 40型
シャープ AQUOS LC-40U40 40型
ソニー BRAVIA KJ-43X8300D(S)43型

 価格コムで見つからなかったLGの43UH6100を追加しました。仕様比較(PDF)によれば、43UH6500との差はサイズ・重量・消費電力などとUSBポートの数の違いだけでした(UH6100は1ポート、UH6500は2ポート)。公式ページの販路は、UH6100はアマゾンのみ(型番から言っても、恐らく、UH6100は旧モデルなので、その分安い?)


 昨年、LGの4Kテレビ(43UF7710)を購入しましたが、パソコンモニタとしては、満足しています。但し、テレビとしては、ソニーと比べると、いろいろと残念なところが目立ちます。ピクチャインピクチャができないので、テレビを見ながら、パソコンを使うということができません。当時は格安テレビの選択肢が他になかったので仕方がないですが、今なら、ピクチャインピクチャがある機種を選びます。他に格安の1byoneの室内アンテナで受信が不安定(Braviaでは受信可)とか、AmazonビデオやU-NEXTの操作性が悪いのも残念な点でした。

(追記:2017/2/4)
 その後、ピクチャ・イン・ピクチャができる4Kテレビを探したところ、対応している機種がほとんどありませんでした。また、AmazonビデオとU-NEXTに対応しているテレビも、LG, VIERA, BRAVIAしかありません。今は、1000円弱で購入したUSBスティックタイプのワンセグチューナでPinPを実現しています。これで十分満足できるので、当時のLGのテレビは正しい選択だったと思っています。

 今だと、LGの43UH6100、VIERA TH-40DX600か、PinPできるAQUOSのLC-40U40の三択かな (LGとは、約1万5000円、約2万5000円の価格差なので、少し悩むと思う)。

4. 最後に

 低価格でも4K出力できるパソコンが多くなりました。1年前とは様変わりです。4Kテレビも安くなってきたので、昨年、我が家も4K環境に移行しましたが、物凄く快適です。もう1920x1080のフルHDには戻れません。低価格パソコンでも、ヘビーユーザでなければ、それなりに満足できるレベルになっているのではないかと思います(贅沢を言えば、メモリ8GB、SSDは欲しいところですけど)。

(2017/1/25)

関連記事

最新価格